ツイッターでこういうやりとりを見かけたのでメモです。
確かに!
と思ったので「To Text(float)」について調べてみました。
「To Text(float)」はFloat型の値をText型に変換します。
公式ドキュメントはこちらに。
・ToText (float)
https://docs.unrealengine.com/latest/INT/BlueprintAPI/Utilities/Text/ToText_float/index.html「To Text(float)」のノードは結構な数のオプションがあり、
それらを変更することで有効桁数や表示形式などを変更することができます。

以下、オプションはこんな感じになります。
「Value」は表示する数値です。今回は「1234.560」という値を指定するようにしてみます。
「Rounding Mode」は数値を丸めるルールです。たくさんあるのでまた今度ということで。
「Use Grouping」は数値を特定の桁数ごとにまとめるかの指定になります。
チェックを入れた場合はこんな感じで表示されます。
金額の表示などに使えそうですね。
「Minimum Integral Digits」は整数部の最小桁数になります。
これを2以上にすることで「%02d」などと同じ表現ができます。

上記画像は「Minimum Integral Digits」を6に指定したときです。
「Maximum Integral Digits」は整数部の最大桁数になります。大体デフォルトでよさそうです。
この後の二つはちょっと自分としてはわかりづらかったところです。
「Minimum Fractional Digits」は小数部の最小桁数になります。
最小桁数なのでデフォルトでは0が入っています。
3をしているすると、強制的に少数点第三位まで文字列が作成されます。
値を変更してみると「Maximum Fractional Digits」とほぼ同じような挙動になるのですが
最大の違いは末尾の0が表示できるというところでしょうか。

こんな感じで末尾の数値が0でも文字列として変換されます。
値が何であれ強制的に小数の桁数分文字列を作成するといったものです。
「Maximum Fractional Digits」は小数部の最大桁数になります。
最大桁数なので、3を指定すると少数第三位まで最大で文字列が作成されます。
こちらは「Minimum Fractional Digits」と違い、
末尾が0の場合は文字列として作成されなくなります。

といった感じで「To Text」は数値から文字列への変換で
結構な便利オプションが用意されているので、いい感じに使えると思います。
「To Text」は型ごとにこんな感じで存在しているのでいろいろと使えて便利そうですね。
