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凛(kagring)のUE5/UE4とゲーム制作と雑記ブログ

2016 年から UE4 / 2021年から UE5 を触り始めました。勉強したもののメモ用ブログです。ゲーム制作に関するメモや雑記とか色々あります。C++ での Qt、Unity もほんの少しあります。

2017年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年05月

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UE4 3D座標を指定してSE(効果音)を再生して距離減衰させる(Play Sound at Location、Sound Attenuation)

この前に「Play Sound at Location」ノードを使ってSEを再生してみました。
こんな感じですね。

・UE4 3D座標を指定してSE(効果音)を再生する(Play Sound at Location)
http://kagring.blog.fc2.com/blog-entry-273.html

イメージとしては「Play Sound 2D」ではなく「Play Sound at Location」を使った時点で
SEの音量などが勝手に減衰するものだと思ってました。
しかし! まったくそんなことはなかったです…_(:3」∠)_

というわけで距離減衰などについて調べたところ、こんなのを見つけました。

ピンポイントでありました。UE4勢はすごいですね。いつもお世話になってます!
というわけで「サウンド減衰(Sound Attenuation)」について調べてみるとこんなページがありました。

・UE4のSound Attenuation (サウンド減衰)の使い方について
http://pafuhana1213.hatenablog.com/entry/2015/03/30/004003

まさにこれでした。

サウンド減衰とはこんな感じのことです(抜粋)

「カメラから遠い音源からの音は小さく、近い音源からの音は大きく聞こえる」
ようにする機能です。
また、3Dサウンド(カメラから右にある音源からの音は、右から聞こえるなど)を
有効にすることもできます。

さらに簡単に言うと、音源の位置を耳で把握させる機能です。
臨場感が増すので、とてもオススメできる機能です(VRでは特に効果的です!)。

というわけで「Sound Attenuation (サウンド減衰)」アセットの設定の方法について。

まず、「Sound Attenuation (サウンド減衰)」アセットを作成します。
サウンド減衰000

そうしたらこんな感じで「Sound Attenuation (サウンド減衰)」アセットが作成されます。
サウンド減衰001

とりあえずこれでアセットが作成できました。
この「Sound Attenuation (サウンド減衰)」アセットを
「Play Sound at Location」ノードに設定してあげましょう。
サウンド減衰002

という感じでパンとか音量が勝手に変わってくれるようになりました!
ありがとうおかずさん! ありがとうUE4!

あとは「Sound Attenuation (サウンド減衰)」アセットのパラメータの説明を。
サウンド減衰003

基本的に触るプロパティは、以下の3つだと思います

Distance Algorithm (距離を元に音量を決定するアルゴリズムの設定)
Radius       (減衰ボリュームの形状)
Falloff Distance  (フォールアウトが発生する距離で)

というわけで上記のパラメータをいじると割といい感じになりました。

公式ドキュメントはこちらに。

Unreal Engine | Ambient Sound Actor ユーザーガイド
Unreal Engine | サウンドの減衰

特に「サウンドの減衰」については形状やアルゴリズムについて書いてあるので
どういう減衰をするかのイメージをするのに役に立つのかなと思います。

注意点としてこんなことも書いてありました。

・Unreal Engine | サウンド キュー リファレンス
https://docs.unrealengine.com/latest/JPN/Engine/Audio/SoundCues/NodeReference/index.html

ステレオファイルは、左右のチャンネルで均等に再生され、 Radius min 値と Radius Max 値の間で音量がフェードします。ただし、空間化はされません
3Dオーディオ化させる時は、モノラル音源にしましょう!
…こんな馬鹿な事に引っかかるのは僕だけでいい

気を付けましょう!

| UE4 | 18:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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