UE4 Unreal Engine 4 ポストプロセス セルシェーダー「PPCelShader」を使ってセルシェーディングを実装する
セルシェーディングバンザイ!(^Q^)
僕が今も使っているUE4用のポストプロセス セルシェーダーを誰でも使える形でGitHubにて公開しました。Postprocess Materialとして適用すれば、誰でもすぐにこんな感じのセルシェーディングができます!自由にジャンジャン使ってください!!#UE4 #UE4Studyhttps://t.co/sHG4vbHR00 pic.twitter.com/gARF4jx1LB
— alwei (@aizen76) 2018年5月27日
UE4では標準で自分が作っているようなアニメ調のモデルに適用するセルシェーディング系が
用意されていないのでとても助かります!(公式で用意されるといいな!)
ポストプロセス セルシェーダー(PPCelShader)はツイートにもある通り
こちらで公開されています。
・Unreal Engine 4 ポストプロセス セルシェーダー
https://github.com/alwei/PPCelShader
まずは一式ダウンロードしましょう。
※GitHub にも書かれている通り 4.19 で作成されているので注意しましょう。
対応Ver UE 4.19.2
自分のプロジェクトに適用する場合、
Contents 内の PPCelShader にあるアセットを移行しましょう。

エクスプローラーだとこのフォルダの中にあるものですね。
移行方法はこちら。
・開いているプロジェクトで使っているアセットをほかのプロジェクトに持っていく
http://kagring.blog.fc2.com/blog-entry-311.html
無事自分のプロジェクトにアセットを移動できたら早速適用してみましょう。
まずはポストプロセスボリュームを配置してポストプロセスマテリアルに設定しましょう。

こんな感じですね。
「PPI_CelShader」と「PPI_Deffusion」をポストプロセスマテリアルに設定します。
ポストプロセスボリュームとポストプロセスマテリアルについてはこちらに。
・ポストプロセスエフェクト(Post Process Effects)を実装する(Post Process Volume)
http://kagring.blog.fc2.com/blog-entry-402.html
・ポストプロセスエフェクト(Post Process Effects)にマテリアルを作成して適用する(ポストプロセスマテリアル(Post Process Material))
http://kagring.blog.fc2.com/blog-entry-404.html
このポストエフェクトを適用してみるとすぐにこんな感じに!

なんて簡単なのでしょう…すばら!
Gray ちゃんでテストしてみるとこんな感じです。

適用前はこんな感じに普通のシェーディングなのですが

PPCelShader を適用するとこんな感じのセルシェーディングに!
UE4では標準で自分が作っているようなアニメ系のモデルに適用するセルシェーディング系が
用意されていないのでとても助かりますね!(大事なことなので二回)
適用自体はこんな感じで簡単にできるので、UE4でもアニメ系のゲームだったりが増えるといいなーと。
アニメ調の見た目が好きなので!
それと、補足として alwei さんがこんなことを書かれているのでぺたり。
多くの方に使っていただけてるようで嬉しいです!少し気になったのは、カラー情報をベースカラーから抽出しているため、肌にサブサーフェスカラーを使っている場合は肌色が取り出せなかったりします…セルシェーダー時はサブサーフェスからベースカラーに色を出力すると肌色も取り出せます。#UE4Study https://t.co/2aaU8hg9c0
— alwei (@aizen76) 2018年5月28日
PPCelShaderでCustom Depth Modeを利用時に正しく深度判定が行われていなかったバグを修正しました。Custom Depth Modeを利用される方は更新するか再度DLしてください。#UE4 #UE4Study https://t.co/sHG4vbHR00 pic.twitter.com/IFFaD69rex
— alwei (@aizen76) 2018年5月28日
公開直後にダウンロードした人は最新版をもう一度とったほうがよいかもです。
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