UE4 モバイルやタブレットのゲーム(アプリケーション)のプロジェクトを新規作成する
唐突なのですがちょっとモバイルゲームを作ってみようと思いまして…。
参考にしたのはこちら。
・新規プロジェクトを作成する
https://docs.unrealengine.com/ja/Basics/Projects/Browser/index.html
なんだかんだいって公式ドキュメントが一番わかりやすいですよねって!
まずは「テンプレートカテゴリの選択」から。

ゲームなので「Game」を選択します。
次に「テンプレートを選択」します。

とりあえず何でもよいと思うのですが適当に「パズル」を選択してみました。
次はプロジェクト設定です。
まずは「ブループリントプロジェクトかC++プロジェクトか選択」です。

と書いてあり、特に改造とかはせず基本機能だけで作ろうと思いますのでUnreal Editor でプロジェクトを構築する場合は [Blueprint] を選択し、 ブループリント ビジュアル スクリプティング システムを使ってインタラクションとビヘイビアを作成します。Visual Studio で C++ を使ったプログラミングによってプロジェクトを構築する場合は [C++] を選択します。
今回は「ブループリント」を選択します。
次に「プロジェクトのパフォーマンス特性を選択」です。

これが一番よくわからなかったのですが
と書いてありました。結局違いはよくわからないですね。コンピューターやゲーム イオンソールでプロジェクトが表示されるように開発する場合は、[Maximum Quality (最高品質)] を選択します。モバイル デバイスでプロジェクトが表示されるように開発する場合は、[Scalable 3D or 2D (3D または 2D に拡張可能)] を選択します。
とりあえずモバイルの場合なので「スケーラブルな3D・2D」を選択しました。
※設定による違いは後述のエディタのプロジェクト設定から確認できるようです。
次は「新しいプロジェクトでレイトレーシングを有効にすべきか選択」です

とありますがプロジェクトをリアルタイム レイトレーシングで表示する場合は、[Raytracing Enabled (レイトレーシングを有効にする)] を選択します。そうでないバイアは [Raytracing Disabled (レイトレーシングを無効にする)] の設定のままにします。
モバイルはもちろん無理ですし、デスクトップやコンソールでもレイトレーシングをやろう!
とならない限りはあまりやらないかなと。ということで「レイトレーシング無効」に設定しました。
次に「ターゲットプラットフォーム」について。

と、これもこれによって何が変わるのかよくわかりませんがモバイル デバイスでプロジェクトが表示されるように開発する場合は、[Mobile/Tablet] を選択します。そうでない場合は、[Desktop/Console] の設定のままにします。
モバイルなので「モバイル/タブレット」を選択しました。
※設定による違いは後述のエディタのプロジェクト設定から確認できるようです。
最後は「スターターコンテンツ」についてです。

とあります。アセットの準備がある場合、またはスターター コンテンツが必要ないバイアは、[No Starter Content (スターター コンテンツを有効にしない)] を選択します。基本的なアセットを使って開始する場合は [With Starter Content (スターター アセットを有効にする)] を選択します。
テスト的なプロジェクトの場合は「スターターコンテンツ有り」でよいと思うのですが
今回は作るものが決まっていたので「スターターコンテンツ無し」に設定しました。
スターターコンテンツについては説明にあるとおり、
あとからコンテンツブラウザから追加ができるようなので、割とどちらでもよさそうです。
あとはプロジェクトの保存場所とプロジェクト名を設定して終了です。

こんな感じで設定して「プロジェクトの作成」ボタンを押して終了です。
作成されたプロジェクトの画面はこんな感じになりました。

実行してみるとこんな感じに。

問題なさそうですね。
ちなみにですが、プロジェクトの新規作成だとわかりづらい「プロジェクト設定」ですが
以下のような確認方法があるようです。
ああ、具体的にどう設定が変わるのか?的な情報ですよね…プロジェクト設定で変えるともう少し分かりやすく出てるのですが、プロジェクト作成時だと違いがわからないで確かにおまじない感が…ちょっとダメ元気味にはなりますが…リクエストかけてみます! pic.twitter.com/4waiwGuSxY
— おかず (@pafuhana1213) February 23, 2021
というわけで、とりあえず新規プロジェクトの作成を行った後、
エディタの「プロジェクト設定」のメニューを開いて

「プロジェクト」の「ターゲットハードウェア」の項目を開くと

上の画像のように現在のプロジェクトの構成で何が入っているか、もしくは違いが表示されるようになっているようです。
これは結構便利で、設定を切り替えると変更された箇所には「modified」という表示がされます。

上記の「ハイエンド」の設定を「スケーラブルな3D・2D」に変更すると

上記のように「ブルームは無効です」に「modified」という表示がされました。
この部分が「ハイエンド」から「スケーラブルな3D・2D」に設定を変えた時に変更された機能になるようです。
これを踏まえると、新規プロジェクトの作成ではとりあえず適当に設定してから、
エディタのプロジェクト設定で機能の状態を見ながら設定していくのがよさそうです。
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| | 2022/09/07 10:44 | |